つくしあきひとの「メイドインアビス」/アニメで見た!残酷で悲壮感しかない冒険のはずが意外と爽やかなのはキャラのおかげだよね
人類最後の秘境と呼ばれる、巨大な縦穴・アビスを探検する少女を描くファンタジー、と一言で説明するとドキドキの冒険活劇っぽく思えますが、その実、リアルすぎる設定と負傷の描写、アビスを上昇する際に人体に及ぼす悪影響・呪いのグロさ、洞窟内の生物とのバトルなどが相まって、かなりダークな内容になっています。
アニメで見たのですが、最初はかわいいデフォルメキャラ造形でダークなストーリー展開って、流行りなんだなあと、ちょっと斜めに見ておりました。面白いと評判を聞いていたので、1シーズン分は最後まで見るつもりでしたので、疲れないようにという配慮です。が、探検が始まってからは、スピーディーな展開にグイグイひきこまれていきました。どんどん下へ行き、層が変わるたびに新しい世界が現れて、情報量が増していくのは、興味を引きました。
そして後半に登場するグロ描写。ホラー映画やスプラッター映画で慣れてはいましたが、かわいいキャラがやると、グロさが際立つというか、リアル描写とは違う、血がひく感覚がありましたね。これは発見でした。
アニメはシーズン2制作が発表されており、原作からいって仲間の宿敵との対決が主題となるでしょう。これまた見るのがキツそうで、でも見るに違いありません。
原作漫画はWEB漫画サイト・コミックガンマで読めます。
アニメはすでに地上波放送は終了していますが、アマゾンプライム・ビデオで全話見られます。