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花と蛇

白状します。杉本彩だけが目的で見ました。そして、案の定、それ以外何も語るところがない作品でした。何しろ、杉本彩がすごい。2時間の間ほとんど服を着ていない。作品中の裸率99%ぐらいいってる。ここまで脱ぎっぷりがいいとは、さすがウリナリの社交ダンス部で「アニキ」と呼ばれていただけのことはある。

原作者の団鬼六はSM小説の第一人者だが、本当におもしろいのは小説ではなく、エッセイである。小説作品は「奥さん、その胸をもみもみさせてもらうぜ~」みたいな下品なタッチだが、エッセイになると途端に評論家的なおカタイ文章になる。その調子で小説と同じようなことを語るから、かえってエロいのだ。「女性の脚に逆上する倒錯した愛なのである」と書かれるたほうが、フェチとかファックとかのカタカナ言葉より興奮するとは知らなかった。元ボクサーで俳優のタコ八郎を養っていたなど、意外な顔の広さにも驚かされる。





タイトル: 花と蛇