2005-02-16 くるぐる使い 小説・本 自分の中ではいまだに「ボヨヨ~ン!!」のイメージの大槻ケンヂ。「この世にはボヨヨンとオロロンとニコニコしかない」とオールナイトニッポンで語っていたっけなあ。そんなおもしろいにーちゃんは、中学生から夢野久作や江戸川乱歩を読んでいただけあって、猟奇的な歌詞を書く人だった。もちろん、この作品も乱歩の雰囲気たっぷり。きっと最初から意図して書いたんだろうけど、まんまとハマってしまった。青春時代にすりこまれた好みは、なかなか変えられないものである。久しぶりに「ボヨヨンロック」を聴きたくなったりして。著者: 大槻 ケンヂタイトル: くるぐる使い