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ドキュメント72時間語り「バク転教室 明日に向かって跳べ!」

ドキュメント番組を見るのが好きです。地上波・BSのドキュメント番組をほぼ網羅していますが、特にここ数年は、NHKの「ドキュメント72時間」が気に入ってます。

 

今回は、東京都板橋区にあるアクション教室。体操競技教室のような設備が備わってますが、この教室は、アクションやアクロバットを教えるのがメイン。バク転教室は2006年から始めているそうで、もう12年もの歴史があることに驚き。そんなにバク転したいんか……。いや、自分もできるならしてみたい。

 

では、印象にに残ったシーンを。

 

飛ぶべきは、1時の方向だ!

自分を横から見て、アナログ時計を意識し、1時の方向に飛ぶのが、コツだそう。2時だと早く倒れちゃうそうで、わずか1時間の違いでできなくなるとは、バク転とは奥が深い技です。「飛んで、張って、引っ張ってあげる」とのことですが、最初は絶対に怖い。でも、やってみたいとも思う。人生で何か壁を壊そうと思う人が、バク転に挑戦してみたくなるのかな、と思ったり。

 

野望を持ってバク転している人の多さ、その野心を見習いたい

取材を受けている人の中には、戦隊ヒーローをやっていて活動に生かしたいという王道っぽい目的を持った人のほか、コスプレに生かしたい人や声優で生きるための個性にしたい人など、ちょっと変わった目的でバク転を習得したいと考える人もいました。バク転ができるって結構多いと思いますが、日常生活で披露することはあまりない。だから特技になる。そう考える人が多いんでしょう。確かに、体操やアクロバットの経験もなくバク転ができたら、かっこいいかも。

体を回して、人生を運を仕事を未来を回そうとしている

特技を身に着けたい人、ずっと挑戦したかったという人、目的はどうあれ、みんなこの教室ではもがいていました。このもがき、いいです。