森薫の「乙嫁語り 10巻」/カルルク語りだな~最後にキンドルへの愚痴あり
19世紀後半の中央アジアを舞台に、この地で暮らす様々な女性と、そのまわりの人々をを描いた群像劇。マンガ大賞で2回2位となり、2014年に満を持して大賞に選ばれた作品でもあります。
3巻が発売になった頃から追いかけていますが、ファーストインパクトは、1に画力2に画力といった感じでした。中央アジアの民族独特の細かい刺繍が施された服を、丁寧に描写している、その仕事の細かさにただただ驚いたものです。
次に目がいくのが、人物設定の可愛らしさ。絵の上手さに目が慣れてくると、かわいい女性を描くなあ、と女性描写に目が移ります。カモーラさんが好きです。
で、最後にストーリー展開の面白さに気づくわけですが、ここにたどり着くまで、おそらく15分かからないです。絵とキャラとストーリーが気に入ったら、後はただ爆読みするだけですよね~。
最後はパリヤの結婚でしめるのかなと、9巻を読んだあたりからずっと思っていますが、今はアミルとカルルクのイチャイチャも、もう少し見ていたい気持ちです。いや、終わらないで欲しいかな。
ここからアマゾンへの不満
さて、今回、初めて電子書籍で購入しました。キンドルです。この購入方法について、ちょっと不満が…。それは、スマホのアプリからでは、電子書籍を購入できないこと! アマゾンアプリからも、キンドルアプリからもダメってちょっとひどくないですか……。PCのアマゾンサイトからまたは、スマホのブラウザからアマゾンを開いて購入するしかないっていうのはちょっと面倒。
調べてみると、いろいろと料金を安くするために、現状のシステムになっているようですが、わからなくて、キンドルアプリのあちこちをポチポチしちゃいましたよ。逆にPCでアマゾンを開くと、1クリックで、いとも簡単に買えるようになってるし、電子書籍を買わせたいのか買わせたくないのか……。まあ、アプリで買えるようになるかわり、変に値上がりするのも嫌ですが。
でも、いつまでもこんなシステムだと、これから電子書籍に手を出そうとしている自分のような人たちを逃すことになる気がします。改善頼みます!