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なみだ研究所へようこそ!

長編より短編のほうがうまい、奇特な作家、鯨統一郎。この作品はその十八番、連作短編集である。連作短編の良いところは、連続ドラマを見ているような感覚でポンポンとリズミカルに読めることである。「本を読みたいんだけど、最近集中力がないんだよな~」という人にとって、このジャンルは最高の処方箋になるに違いない。


著者: 鯨 統一郎
タイトル: なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵波田煌子