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フジテレビの「NONFIX 東京ハリコミ3ヵ月」/ドキュメント72時間を”俺らなりに”やりたかったんだろうな…その意志は買う

ある場所に貼り込んだら、どんな人に会えるだろうという、それなんてドキュメント72時間?な番組。3月に放送されましたが、やっと録画を見れました……。

 

NONFIXは、ドキュメント系という方向性を基本に、あとは特にフォーマットはなく、扱う内容も多種多様な番組。「固定していない」という意味でNONFIXという番組名なんだとか。

 

今回は、ドキュメント72時間が元ネタなのは明らかですが、だからこそ同じような感じにならないよう編集・演出をした…つもりなのでしょう。

 

登場する人を小馬鹿にしたようなテロップや探してた人が現れた!となったときにCMに入るなどわバラエティ色が強すぎる見せ方は、まるでテレビ東京の深夜番組のようで、なのにテレ東のようなのほほんとしたユニークさは感じず、見終わった後にもやもやが残る結果に。

 

電話ボックスに張り込む企画は良かったのに、なぜ携帯を持たないかとか携帯を落とした人に不便さを聞いたりせずに、奇妙なリアクションをする人に時間を割いて、さほどおもしろくないオチにしてしまったり、歌舞伎町のは水着で来客する人ありきで場所決めたように感じました。

 

ただ、歌舞伎町の飲み屋にいたデビルマンは、自分も見たことがあります。あの格好で、街中を颯爽と歩いていました。絶大なインパクトありました。なにしろ、夜中に全身青い人が向こうから歩いてきたんですから。