くうねるよむみる

いいモノ、いいコンテンツ、いい人を知りたい

喫茶ソワレの「クリームソーダ・ブルーハワイと抹茶レアチーズケーキ」/幻想的な碧のレトロ喫茶店で青いドリンクを飲み、非日常空間を味わってみる

京都の四条木屋町 交差点のすぐ近くにある、レトロな喫茶店。その名も、喫茶ソワレ。創業は昭和23年という歴史深い喫茶店で、古き洋館風の外観が、もういい店だと言っています。

 

それよりも特徴的なのは内観。青いです! f:id:kuunelu:20180225224954j:image

 カメラのせいではなく、ソワレの店内はこんなブルーの照明で統一されているので。調べてみると、創業時、染色家のアドバイスを受けて、「女性がきれいに見える青色の照明」を採用したとのこと。

 

青色の照明に慣れてくると、内観の面白さがいろいろと分かってきます。木造の古い教会のような雰囲気で、特に2階はチャペルのような空間が広がっています。

 

名物はカラフルなゼリーを使ったフルーツポンチなのですが、店前には、すでにゼリー品切れの看板が……。なので、クリームソーダと抹茶レアチーズケーキにしてみました。

f:id:kuunelu:20180225224941j:image

 

コースターはもちろん、グラスにも、ソワレの文字とデザインが施されている仕事の細かさに感服です。肝心の味は、ブルーハワイとバニラアイスが混ざりあった甘味を抹茶の味が追いかけてきて、甘味と甘味で幸せになりました。

 

抹茶レアチーズケーキも抹茶が濃くて、上部のレアチーズといい相性。ホットコーヒーと一緒に食べたら、もっとレアチーズの味を楽しめたかも。次はそれに挑戦してみよう。

 

帰りにショップカードをもらいました。モダンな感じです。

f:id:kuunelu:20180225224957j:image

 

裏側には、京都ゆかりの歌人吉井勇がコーヒーについてうたった句が書かれています。

f:id:kuunelu:20180225225006j:image

 

珈琲の 香にむせひたる ゆうへより

夢みるひとと なりにけらしな

吉井勇 

 

 今のご主人がお願いして作ってもらったそうです。